ドラッグストアで売られている頭痛薬は何種類もあります。含まれている成分や効き目もそれぞれ異なりますので、症状に合ったものを選ぶようにしましょう。頭痛薬に主に含まれている成分は次の六種類です。ロキソプロフェンナトリウムは片頭痛や生理痛、歯の痛みなど幅広い痛みに効くのが特徴です。医療用から一般医薬品へとスイッチされたものであるため、比較的効き目が強いと言われています。
アスピリン(アセチルサリチル酸)には、痛みや炎症を察知して知らせてくれる働きを持つ物質を抑制し、痛みを感じないようにする作用があります。アスピリンを使った薬を十五歳以下の小児が服用することはできません。イブプロフェンもアスピリンと同様に、痛みを感じないようにする作用があります。元々は医療用であったため、抗炎症作用が強く、早く効くという特徴があります。
胃粘膜への負担が少ない一方、十五歳以下は服用できないので注意が必要です。アセトアミノフェンもまた痛みを知らせてくれる物質の産生を抑制する働きがあります。ただし脳にのみ作用して他の部位には影響が出ないため、胃を痛める心配がほとんどありません。副作用も少なく、小児用の解熱鎮痛剤にも用いられています。イソプロピルアンチピリンはピリン系と呼ばれる成分です。単体で使用するよりも組み合わせることで効果を発揮するため、他のものと一緒に配合されていることが多いです。こちらも十五歳以下は服用することができません。サリチル酸系のエテンザミドが単体で使われている頭痛薬は市販されていません。八歳以上から服用できますが、他との組み合わせで配合されているため、場合によって小児は服用不可能となります。以上が主たるものとなります。それぞれに特徴がありますので、購入の際にはよく確認するようにしましょう。
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